2021/04/05
マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!
今回は「3月のRMCO(回復期行動制限令)におけるマレーシア国内での動き」を振り返ってみたいと思います。
上のグラフは、マレーシアでの2021年3月18日から31日におけるCovid-19の感染状況の推移です。
一日の新規感染者数は1000件台、1000~1500件ほどまで落ち着いてきました。2月からスタートしたマレーシアでのワクチン接種は、接種優先度によって3つのフェーズに分けられています。現在フェーズ1の方々への接種が進められていますが、4月半ばからはフェーズ2の接種が始まる予定です。
後述しますが、現在もマレーシアは行動制限令を発令中ですので、ワクチン接種が進んでいく中でもSOPを遵守しての行動が引き続き求められていきます。また、マレーシア国内での州間移動も引き続き規制されています。
1月から施行されていたMCO2.0が、3月5日から各州やエリアの感染者状況によってCMCOやRMCOへと緩和されました。
そして、もともと3月31日を期限としていた全国でのRMCOは2週間延長されることとなりましたので、引き続き全国で行動制限中となっています。
現在の大きな規制としては州をまたぐ移動の制限があります。今後は国内移動の正常化が進んでいくことを期待したいところです。
長期または短期でのビジネス目的での外国からのマレーシア入国、また学校への入学を目的とした入国が認められ始めています。
ビジネス目的での入国には「セーフトラベルポータル」というシステムが活用できます。
ただ、インターナショナルスクールへの入学目的に関しては、入国が認められるケースが出てきているというもので、まだ不明瞭な点があることも事実です。
ですが、実際入国できたというケースがあることは弊社でも確認しておりますので、引き続き情報をチェックしながら、最新の情報は適宜共有していきたく思っております。
3月ごろに新しいプログラムの内容が発表がなされる予定となっていたMM2Hビザですが、プログラムの見直しは終了し、現在国会の承認を待っている模様です。
プログラム再開時期の明言はありませんでしたが、再開に向けてのプロセスは着実に進んでいるようです。
3月の振り返りはいかがでしたでしょうか?
ワクチン接種が世界で進んでいくことによって、マレーシアも国内外への規制緩和に向けた議論が進んでいく流れが出てきています。引き続き、SOPを守りながら、状況が良くなっていくことを願っています。
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