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マレーシアのRMCO(回復期行動制限令)の9月の動きを一気に振り返り!

 2020/10/01

ジョホールバルより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!

今回は「9月のRMCO(回復期行動制限令)におけるマレーシア国内での動き」を振り返ってみたいと思います。

いよいよ10月がスタートしましたね。もう10月といったほうがよいでしょうか???

いろいろと社会の動きは制限がかかったままですが、時間だけは過ぎていきます汗

さて、9月のマレーシアの動きをおさらいしてみましょう!

マレーシアのCovid-19概要

2020年9月におけるマレーシアでのCovid-19感染者状況

上のグラフは、マレーシアでの2020年9月におけるCovid-19の感染状況の推移です。

9月はサバ州での新規感染者が多数出たため、3桁を超える日もありました。また、サバ州で選挙もあったため、選挙後にマレー半島に戻られた方の中で感染者も出ております。

その意味では、マレーシア全体で警戒感が増加した月になりました。

9月からマレーシアの行動制限令は、12月末まで延長となっておりますが、国境の緩和はまだまだ時間を要しそうです。

累計15万人の感染者を出している国からのマレーシア入国が禁止に

累計で15万人以上の新型コロナウイルスの感染者を出している国からのマレーシアへの再入国が9月7日より禁止となりました。対象国は以下の23カ国になります。

*入国規制対象となる国

米国、ブラジル、インド、ロシア、ペルー、コロンビア、南アフリカ、メキシコ、スペイン、アルゼンチン、チリ、イラン、英国、バングラデシュ、サウジアラビア、パキスタン、フランス、トルコ、イタリア、ドイツ、イラク、フィリピン、インドネシア

その後、企業より政府への要請があり、一部の駐在員等については緩和されています。

MM2Hホルダーの再入国が禁止に

MCO中に理由なく帰国したMM2Hホルダーのマレーシアへの再入国が、9月4日より認められなくなりました。

とても残念ではありますが、MCO中マレーシア人が海外に行けないのに、MM2Hホルダーが帰国してマレーシアに戻ってくる事例が多数あったための制度変更になります。また、しっかりと自宅待機を守らなかった人も多く、政府施設での隔離へとルールも変わりました。

何らかの理由があっての一時帰国であれば、再入国を要請できるということですので、必要な方はチャレンジされると良いかと思います。 しかしながら、マレーシア政府としては、MCO中の往来には厳しいため、再入国後はマレーシアに滞在することが求められると思われたほうが良いですね。

日本とマレーシア間のレジデンストラックがスタート

マレーシアはRMCO中でも比較的外国人の受け入れに積極的でした。しかしながら、日本は外国からの受け入れを認めておらず、国間のルールとしては差が生まれていました。

9月7日からのレジデンストラックのスタートにより、日本も条件により外国人の再入国を受け入れる形に変更となっております。

隣の国シンガポールでは、ビジネストラックも始まり、行程を明確にすれば14日間の隔離なく行動することができるようになっています。

徐々にではありますが、ビジネス関連での人の往来はできつつある状況です。

サラワク州のMM2Hプログラムが再開に

MM2Hプログラムは、連邦政府のプログラムが有名ですが、サラワク州でもS-MM2Hというプログラムを持っており、条件を一部見直した上で、プログラムを再開しております。

とはいえ、サラワク州への渡航が必須のため、RMCO中は申請が実質困難です。

連邦政府のMM2Hプログラムとは、条件も入国制限等も異なるプログラムのため、もう少し情報収集は必要ですが、新しい選択肢として注目されています。

現在、連邦政府のMM2Hプログラムは新しいプログラムにするべく検討中ですが、より良い形のプログラムになることを願います。

現在、新しいプログラムに向けた意見募集をされておりますので、ぜひ、皆様の意見を反映させてください。

≫ 政府のアンケートページはこちら

サバ州からマレー半島への入州時には自宅待機に

【参考】"【新型コロナウイルス】サバ州からの渡航者に関する手続(2020年9月27日から2020年10月10日まで有効)" 在マレーシア日本国大使館. 28 Sep 2020(最終閲覧日:2020年10月1日)

9月27日から10月10日までの期間限定で、サバ州からの渡航者に対してPCR検査と自宅待機が求められます。現在のサバ州の感染者増加に対応する内容となります。

サバ州、サラワク州はマレーシアの州ですが、入境に関しては連邦政府とは別のルールを適用しております。当地への移動が必要な場合は、それぞれの州のルールを確認の上、対応をお願いいたします。

マレーシア入国時の外国人負担がRM4,700に増額

【参考】"Mandatory 14-day quarantine costs RM4,700 per person" The Star. 28 Jul 2020(最終閲覧日:2020年10月1日)

これまで、外国人がマレーシアに入国する場合は、政府指定施設での14日間の隔離が求められており、その滞在費を支払えばよかったのですが、今後は管理費としてRM2,600の支払いが求められ、合計するとRM4,700が入国時に必要となります。

家族の場合にはその家族の年齢等によってかかる費用は変わります。

マレーシアへの再入国の際は、この費用負担を前提とする必要がありますので、ご注意くださいませ。

有効期限の切れた国際運転免許証での自動車の運転に係る特例について

【参考】"【新型コロナウイルス】有効期限の切れた国際運転免許証での自動車の運転に係る特例について(2020年9月30日)" 在マレーシア日本国大使館. 30 Sep 2020(最終閲覧日:2020年10月1日)

マレーシア滞在中に国際運転免許証の期限が切れてしまった方もいらっしゃるかと思います。

当初はRMCOの期限である8月31日から30日以内に更新することが求められておりましたが、RMCOが12月末まで延期されたことに伴い、来年1月30日までの延期を特例として認められました。

岡大使による計らいにより、マレーシア運輸次官との交渉により特例が認められることになりました。

ありがたいですね。また、国際免許証の更新手続きは代理での申請も可能とのことです。

都道府県警察のウェブサイトで確認の上、対応くださいませ。

9月の振り返りはいかがでしたでしょうか?

教育省の新しいインターナショナルスクール入学者への入国許可もまだストップしております。

マレーシアでも新規感染者数の状況で今後の緩和政策など変わってくるかと思われますので、引き続きご注意くださいませ。

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