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マレーシア移住にかかる費用はどのぐらい?

マレーシア移住にかかる費用はどのぐらい?

 2019/05/08     

 2021/07/22

マレーシアへの移住を本格的に検討する時、「どのぐらいの初期費用がかかるのか?」というのは押さえておきたい情報の1つかと思います。

マレーシア移住といっても、特別な検討事項がたくさんあるわけではなく、国内の引っ越しと同じような感覚で検討するのが良いと思います。

このページでは、マレーシアに夫婦+子供の3人で移住したAさんご家族のケースを参考に、マレーシアに移住する際、初期費用としてどのぐらいの費用感になるかを、項目別にお伝えします

1. マレーシアへの引っ越し費用

マレーシアへの引っ越し費用

日本からマレーシアへの引っ越しにかかる費用です。

マレーシアの住環境は、基本的には家具が付いている物件になります。ですので、日本から家具まで運ぶ必要はないと思います。

その場合、

  1. ① 日本の家をそのまま残す
  2. ② 一旦引き払って実家等に荷物を預ける
  3. ③ 処分する

かを、考えないといけません。

Aさんご家族の場合は、日本に引き返すことを考えないために、②と③の選択をされました。そのため、実際に日本からマレーシアに送った荷物は、ダンボールで10箱弱でした。

その多くは、子供のための荷物で、大人のものは簡単な衣類だけをマレーシアに運びました。

家電はマレーシアでも十分に買えますので、よっぽどのものでなければ日本から持ってくる必要性はありません。

荷物の送付には、それぞれの荷物が現地で必要になるタイミングを考えて、SAL便と船便を活用しました。

船便の方がSAL便と比べサービス料金も1/3ぐらいでしたので、すぐに必要にならない荷物の多くは船便で送りました。

マレーシアへの荷物の発送にかかった費用はトータル10万円ぐらいです。

日本郵政さまのサービス、あるいは、しっかりと日本のサービスを受けたいという方は、日本通運さまのサービスなどを検討されると良いと思います。

2. マレーシアまでの航空券代

Aさんは家族での移動ですので、3人分の航空券が必要になります。

マレーシアのジョホールバルに移住する予定でしたので、東京からシンガポールのチャンギ空港に到着し、それから陸路でマレーシアに入るルートを活用しました。

東京-シンガポールの1人当たりの航空券は7~8万円でしたので、3人で約21万円です。

3人分の荷物もたくさん持っていましたので、シンガポールの空港からは国際タクシーを使ってジョホールバルまで移動しました。国際タクシーは流しのタクシーとは異なり、事前予約が基本です。弊社でも事前予約することができます。国際タクシーの料金は約10,000円です。

マレーシアまでの人の移動にかかるトータル費用は、約22万円から25万円というところです。

マレーシアまでの航空券代にかかる費用

3. 家賃

Aさんは、家賃が約RM4,000(約10万円)のお部屋を賃貸しました。

マレーシアで物件の賃貸をする際は、以下のような費用が必要になります。

賃貸時に必要な費用 Aさんのケース
賃料 1ヶ月分 RM4,000(約10万円)
セキュリティデポジット 2ヶ月分 RM8,000(約20万円)
ユーティリティデポジット 半月分 RM2,000(約5万円)
エージェント費用 1ヶ月分 RM4,000(約10万円)
契約手続き費用 RM400~500 RM400(約1万円)
合計 RM18,400(約46万円)
  • 現在(2021年)の家賃相場イメージ
    ・2bedroom:RM2,000~RM3,000
    ・3bedroom:RM2,500~RM5,000
    ・戸建    :RM4,000~
  • マレーシアでは、コンドミニアムでペットを飼うのはNGとされるため、ペットを飼われる予定がある場合は、戸建の選択になります。

マレーシアでの賃貸制度について

4. 車

マレーシア移住にかかる費用(車)

マレーシアへの移住後の生活に欠かせないものの一つに車があります。マレーシアは車社会ですから、車がないとなかなか移動ができません。

クアラルンプールの中心地であれば、モノレールや地下鉄、バスなどの公共交通機関ありますので、場所によっては車がなくても生活することが可能です。しかしながら、車なしで不自由なく生活できる環境はマレーシアではかなり限られていますので、車を使うことを前提に生活を考える必要があります。

マレーシアの車の活用方法としては、以下の選択肢があります。

  1. ① 車の購入    ⇐ オススメ
  2. ② Grabタクシー
  3. ③ レンタカー

① 車の購入

一番のオススメは、自家用車を購入することです。

購入には中古車と新車とありますが、知人からの購入ではない限りは、新車の購入をお勧めします。

マレーシアでは、事故履歴などの情報がしっかり管理されていません。そのため、見た目は気にならなくても過去に大きな事故を起こしている車である可能性があります。しかも、修理費を抑えるためにメーカー部品ではない部品で修理している可能性もあり、いつ別のトラブルが発生するかわからないところもあります。

心配なのは、車の値段かと思います。マレーシアでは車に対して関税がかかります。完全輸入車ですと、日本での値段の2倍の値段になる車もあります。

しかしながら、東南アジアで組み立てられている、あるいはマレーシアに工場がある車は、その分関税のかかる割合も高くなく「トヨタ」や「ホンダ」といったブランドの車はそれほど関税も高くありません。しかも中古車市場もあるブランドなので、おすすめです。

≫ トヨタ車の価格リスト(参考)

ちなみに、マレーシアの国民車でMyviという車があります。

このMyviの新車価格が約RM41,000(約100万円)になります。そのため、安くても100万円ぐらいは車の購入にかかると思っていただければと思います。

② Grabタクシー

Grabタクシーは、ここ数年でマレーシアのタクシー業界を変えたガリバーになります。いまではドライバーのクオリティも上がり、安心して活用できます。

数年前までは、UberとGrabの競合争いが凄まじいものがありましたが、Uberが先進国マーケットを狙い、Grabが後進国マーケットを狙うということで、マレーシアではGrabの一択状態です。

料金もお手軽ですし、ドライバーも捕まりやすいため、Grabだけでも十分にマレーシア生活を送ることができます。実際に、自家用車を所有せずタクシー移動をベースに生活されている方もたくさんいらっしゃいます。

1日に一往復をGrab利用する場合、1回あたりRM30(片道RM15)ぐらいをイメージしていると良いかと思います。それで1年間に300日利用するとなると、およそRM9,000(約23万円)にかかります。

③ レンタカー

レンタカーは、日本で考えるレンタカーの費用よりも若干お高めな印象です。

これはマレーシアのほとんどの人が自家用車を持っていて、レンタカーを使う機会が少ないからと思われます。

マレーシアのレンタカー相場
コンパクトカー 約5,000円/日
セダン 約10,000円/日
MPV 約15,000円/日

短期で利用するのであればレンタカーの選択肢もありますが、長期で利用すると少しもったいない費用になります。現地のレンタカー相場を知りたいときは、WAHDAHのサイトにアクセスしてみてください。

5. 携帯電話

日本の携帯電話は基本的にSIMロックがかかっている携帯電話が一般的です。

SIMロックというのは、例えば、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクといったキャリアのSIMカードしか使えない携帯電話のことを言います。

マレーシアの携帯電話は、こうした日本のキャリアによる縛りはなく、どのキャリアのSIMでも活用できます。

そのため、どのキャリアのSIMでも活用できる携帯電話を購入する必要があります。機種によっては、日本でSIMロックを外してもらうこともできますので、それぞれのキャリアで確認してください。

マレーシア移住にかかる費用(携帯電話)

マレーシアでは、ショッピングモールに携帯電話を売っているお店がたくさんあります。

携帯電話は機種の新しさにより、値段も異なります。iPhoneもマレーシアで購入可能ですが、為替により日本で購入した方がメリットがあるケースもあります。

マレーシアだけで使う機種を買うのであれば、2、3年前の旧モデルのものでRM1,000(約2.5万円)ぐらいのものを購入すれば十分かなと思います。

さて、マレーシアでの有名なキャリアには、以下のキャリアがあります。

  1. Maxis
  2. Digi
  3. U mobile
  4. celcom

日本と同じように料金形態や回線の状況などで特徴はありますが、安定しているキャリアはMaxisかと思われます。目安として、MaxisのプリペイドでRM120(約3,000円)/月ぐらいの料金になります。

6. 学校費用

マレーシア移住にかかる費用(学校費用)

マレーシアに教育目的で移住されるなら、お子様の学校費用が一番かかってくるという印象です。

日本のインターナショナルスクールよりも割安なマレーシアのインターナショナルスクールもありますが、日本より高い学費の学校もマレーシアにはあります。

すでに移住を決めていられるなら、学校をどこにするかも決められていると思います。

各学校の学費は、本当に各種バラエティに富みます。お子様を入れて大きく間違いない学費としては、約100万円以上の学校になるかなと思います。それ以下ですと、ローカル生徒向けの学校という印象があります。

学校へ納める費用には、授業料以外にも、登録費用や施設使用費用、セキュリティデポジット、制服、教材費用等があります。また、学費は年間分をまとめて支払うより、年2回に分けて支払うケースが多い印象ですので、学校の支払いスケジュールはしっかり確認しましょう。

学校費用は一概に、いくらと言いにくいので、まずは初期費用として100万円ほどを意識してもらえればと思います。

マレーシアのインターナショナルスクール一覧(学費)はこちら

7. 生活必需品

マレーシアのコンドミニアムは家具付きというお話をしましたが、家具がついていても生活必需品は現地で調達する必要があります。

マレーシアにはIKEAもありますので、IKEA的な食器や家庭小物等を調達することも可能です。また、日本人にお馴染みのイオンモールもありますから、それなりのクオリティのタオルやベットシーツなど、生活で必要なものを現地で購入可能です。

あとは、掃除機や浄水器などが付いていない物件も多いですので、付いていない場合は入居者自らが用意する必要があります。

ざっくりと、自分たちの生活空間を作るのに、30万円分も予算があれば、満足のいく生活空間になるのではないかと思います。

マレーシア移住にかかる費用(生活必需品)

マレーシア移住にかかる費用総額まとめ

さて、ここまでのAさんご家族(夫婦+子供1名)のマレーシア移住費用の合計額をまとめますと、以下になります。

1. 引っ越し費用 10万円
2. 人の移動 25万円
3. 家賃 50万円
4. 車 100万円
5. 携帯電話(2名分) 6万円
6. 学校費用 100万円
7. 生活必需品 30万円
合計 321万円

マレーシア移住の初期費用としては、およそ300万円ぐらいかかるのかなとイメージしてもらうとよろしいかと思います。

もちろん、もっと費用を安く抑えることは十分可能です。航空券代にLCCを利用したり、また家賃や車の費用にも大きな幅があります。本内容を参考に、ご自身の状況やご希望に合わせてマレーシア移住を検討していただければありがたいです。

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