2023/10/31
ステラーインターナショナルスクールは、ジョホールバルの西側のエリア、イスカンダルプテリに2019年に開校しました。ジョホールバルの中心地からは車で20~30分程度になります。
学校周辺には通学に便利なコンドミニアムが複数あり、学校まで車で10分程度の物件や徒歩での通学が可能な物件もあります。
ステラーインターナショナルスクールでは、ケンブリッジ式とシンガポール式のカリキュラムを組み合わせた教育を提供しています。
シンガポール式というと、シンガポールは国も家庭も教育に熱心で、子どもの学力レベルが世界的に見ても高いことで知られていますが、ステラーではプライマリーとセカンダリーの低学年で、数学と理科の科目をシンガポール式のカリキュラムで教えています。
また、プライマリーではインターナショナルプライマリーカリキュラム(IPC)のテーマ別アプローチを採用し、グループワークやプレゼンテーションの機会を持たせています。
幼稚園では、"Key to Learning"という幼児向けの認知発達カリキュラムを取り入れています。大変興味深いアプローチです。
学費は小学1年生で年間50万程度、中学・高校生でも年間100万円未満で、ジョホールバルのインターナショナルスクールの中でも低価格帯の学校となります。
その他のステラーインターナショナルスクールの基本情報は「【学費別】ジョホールバルインターナショナルスクール一覧」をご覧ください。
母体のグループ会社ステラーグループは、2016年に設立された教育機関で、インターナショナルスクールのほかに幼稚園やプレスクールを運営しています。インターナショナルスクールは2019年のコロナ禍前に開校となりました。
ローカルの人々のニーズを取り入れつつ、インターナショナルな学びを提供することを目指しています。
商業ビルの中の一部を学校として使用しているため、校庭やプールなどの身体を動かすための設備はありません。スポーツをする際は、外部のスポーツ施設までバスで移動して行います。
新しい学校ですので、校内の施設は大変綺麗に管理されています。
校舎
レセプション
教室
コンピュータ室
音楽室
図書室
実験室
ダンスルーム
幼稚園
ステラーインターナショナルスクールには、新しい学校ながらすでに500名を超える生徒がいます。
生徒の70%がマレーシア人、30%が外国人でシンガポール、韓国、日本などの国籍の生徒が在籍しています。
先生は80%がマレーシア人、20%が外国籍でアメリカやイギリス、オーストラリアなどの出身です。
一番人気のあるのがコンピューターの授業で、YouTuberの講師が楽しく実践的な学びを教えているそうです。
生徒全員が参加するクラブ活動(CCA)は週に一度行われます。その他のクラブ活動は希望者のみが参加する形で、放課後に外部の専門講師が有料で教えています。バレエやバイオリン、ロッククライミングなど、クラブの種類は多種多様です。
英語学習のサポートや他の学習サポートが必要であると学校が判断した生徒に対し、「Preparatory School Programme(準備プログラム)」を提供しています。
少人数制のクラスで、英語、数学、理科の基礎のみを学びます。毎学期に行う査定で「十分」と判断されると、インターナショナルスクールの普通クラスに移行します。
この準備プログラムはお子様の英語の上達のためには大変ありがたい対策で、少人数制でしっかり見てくれることによりその後の英語以外の科目の理解にも役立つことでしょう。現在は9歳~14歳の生徒を対象としています。
また、放課後には「After School Enhancement Programme(放課後強化プログラム)」といって、宿題を見てくれるだけでなく、英語、算数、理科などの補習を先生が行ってくれるプログラムがあります。
3歳~12歳までの生徒を対象とした夕方5時までの有料のプログラムですが、働いている親御様の助けとしてや放課後の習い事の代わりとして利用するにも良いプログラムです。
Year 3くらいまでのお子様であれば、入学に条件はなく受け入れてくれます。
しかし、Year 4以降の学年で英語力が足りないお子様は、Preparatory School Programmeへの参加を勧められた上で入学ができます。
お子様のストレスやプレッシャーを少なくするための配慮として、英語力がない場合に学年を落としての入学も受け入れ可能で、学校は入学に関して柔軟な姿勢で対応している印象です。
入学試験としては、Year 3までは英語、算数、理科の筆記テストと面談があります。これは、どの程度理解できているかを学校側が把握するためのテストであり、良い点数が取れなかった場合でも入学を受け入れています。
Year 4以降ではCAT4(認知能力テスト)により合否を決めます。2023年10月時点では、オンラインでの試験も可能です。
まだ新しい学校ながら、マレーシア人のご家庭の多くの支持を得て、生徒数500名を超える学校に成長しました。シンガポールのカリキュラムを取り入れしっかり勉強させてくれることが、理由の1つではないかと考えております。
学校に校庭やプールなどの施設がないことから、生徒たちはエアコンの効いた室内で過ごす時間が多くなり、身体の発達の観点から見ると心配な親御様もいらっしゃるのではないでしょうか。その分、放課後や週末に運動のクラブに参加させてあげるなどの対策ができるとよいと思います。
授業料が低価格で、少人数制クラス、英語の強化プログラムがあるという点では、日本から留学するお子様の初めの一歩におすすめの学校です。
学校視察のアレンジや入学手続きサポートは随時承っております。ステラーインターナショナルスクールへの入学に興味がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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