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ワクチン接種証明書による日本入国時の規制緩和

 2021/09/28

マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!

日本、マレーシア両国では引き続き入国時には隔離期間や自宅での待機期間が設けられております。

マレーシアの長期滞在ビザを持っていれば両国間の行き来はできる状況ではあるものの、ハードルは低くはないため、様子を見ながら規制が緩和されるのを待っているという方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんななか、9月27日、一定の条件下でマレーシアから日本への入国時の水際対策が緩和されるという案内がありました。

ワクチン接種証明書を活用して、入国後の待機期間等が短縮される措置になります。これはマレーシアから日本への帰国を検討したい方には朗報です。

【参考】"海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について" 外務省海外安全ホームページ(最終閲覧日:2021年9月28日)

以下は、マレーシアから日本に入る場合の緩和措置内容となります。

● 対象者:
ワクチン接種証明書を持っている方
※認められるワクチン:ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ
※2回目の接種から14日以上が経過していること(上記ワクチンの混合接種の場合も可)
※ワクチン接種対象外の年齢の子供には緩和措置は適用されない

● 内容:
・日本入国時に検疫所が指定する宿泊施設での3日間の待機と入国から3日目に実施する検査が不要となる。
・入国から10日目以降にPCR検査を行い陰性であれば、残りの14日目までの自宅待機期間が不要となる。

● 適用方法:
ワクチン証明書の原本のコピーを検疫所に提出する。デジタル証明書も可能。

● 開始日
2021年10月1日午前0時~

マレーシアではMySejahteraというアプリでワクチン接種歴が管理されわかるようになっていますが、日本が求める証明書としてこのアプリのデジタル証明書が確実に適用できるかについては明確な言及はありません。

このあたりは追って在マレーシア日本国大使館などからも詳細が出るかもしれません。

【2021年9月29日更新】
在マレーシア日本大使館からの案内によると、マレーシア政府の発行するデジタル証明書でも有効とのことです。

また、ワクチン接種年齢に達していない小さなお子様を連れて帰国する場合、資料を読む限り今回の措置の適用は難しそうですね。お子様連れでの帰国で悩まれている場合は、もう少し様子を見るのが良いかもしれません。

マレーシアでは外国人に対してのワクチン接種も進めてくれており、マレーシアで接種された在住日本人の方も多くいらっしゃるかと思います。

一方で、今回の緩和措置適用に指定されていないワクチン(シノバックなど)もマレーシア国内では取り扱われているため、それらのワクチンも近く認められるよう期待したいところです。

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(2021年6月時点での情報になります。最新情報と併せご覧ください。)

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