2021/04/21
マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!
最近は、マレーシアも日本もCovid-19陽性者が減ったり増えており、ワクチン接種が進めば落ち着くかと思いきやなかなかそうもならないなぁと思うこの頃ですね。
さて、そんな状況下ではありますがマイクロソフト社がマレーシアでの事業展開に関して大きな発表をしており、マレーシアの各種メディアでも大きく取り上げられていますね。
弊社でも以前からマイクロソフトの挙動には注目しており、いつジョホール州のデータセンターが出来上がるのかなど注目しておりました。
以前の記事はこちらからご覧ください。
今回のマイクロソフト社の発表は、ジョホール州でのデータセンターの取り組みも含めた今後5年間で10億ドルをマレーシアのIT産業に投資していくという取り組みに関する発表となります。
現地ニュース記事は以下から確認できます。
【参考】"Microsoft announces first Malaysian data centre region, pledges to train a million Malaysians" Malay Mail. 19 Apr 2021(最終閲覧日:2021年4月21日)
Covid-19によりオンラインワークが浸透し、マイクロソフトソリューションのM365やTeamsの活用機会も膨大に増えていると思います。
そんななかでマレーシアへの投資を加速して東南アジア全体でのプレゼンスを高めていく狙いがある模様です。
今回の投資としては、以下の内容が含まれているとのことです。
マレーシアでは、どちらかというと中国勢のソリューションを見聞きする機会が多いため、マイクロソフトにとってもアリババなどとの戦いを進めることになるのかと思います。
ぜひ、そうした業界の戦いでも切磋琢磨し、より競争力のある環境がマレーシアで出来上がってくれると嬉しいですね。
マレーシア政府では、もともとCovid-19以降の投資分野としてIT分野に注目しておりましたので、今回のマイクロソフトの発表は政府の政策を後押ししてくれる素晴らしい発表になると思います。