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デジタル健康証明書の活用、シンガポールが5月よりスタート

 2021/04/06

マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!

最近、各国のワクチン接種状況などが話題になっていますね。

こちらマレーシアでも2月末よりCovid-19のワクチン接種が始まっており、まずはフロントランナー(医療従事者等)の皆様の接種を優先させて進めている状況です。

我々外国人の接種も可能とのことで、MySejahteraアプリ(マレーシア政府によるCovid-19感染状況管理アプリ)からワクチン接種の予約ができます。

しかし、まだいつから接種させてもらえるかは未確定となっています。

マレーシア以外でもどんどんワクチン接種は進んでいますね。

各国でのワクチン接種状況は、以下のページがわかりやすいのでご確認ください。

たくさんの方が感染したアメリカやイギリスでの接種状況が進んでいることがわかります。あとはイスラエルやUAEなどの中東の国々も進んでいます。

≫ 「チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は」のページはこちら

そうした中で、以前よりワクチンを接種した人の移動をより自由にしていこうという動きがあることはこちらの記事でも紹介させていただいておりました。

まだ、上記の記事のような「ワクチンパスポート」まではいきませんが、その前段としての「デジタル健康証明書」という取り組みをシンガポールでスタートすることが発表されています。

5月1日よりシンガポール入国時のチェックに活用していくとのことです。現在、シンガポールへの入国にはPCRの事前確認などを求められていますが、こうしたエビデンスの確認をデジタル証明書としてアプリ上で進めていくという流れになりそうです。

まずは、書類上での確認による煩雑さや時間的ロスを削減させる方向性なのかと思われます。

発表内容は以下のURLにてご確認ください。

【参考】"シンガポール、IATAトラベルパスを正式認可 5月から本格導入へ" Asia Travel Note. 5 Apr 2021(最終閲覧日:2021年4月6日)

【参考】"Singapore and IATA Collaborate to Drive Adoption of Digital Health Certificates for Air Travel" Civil Aviation Authority of Singapore.(最終閲覧日:2021年4月6日)

シンガポールはすでにロンドンとの間での実証実験を進めておりましたが、5月からは全世界的に適用していくことになります。

まだ具体的な緩和策などは発表されておりませんが、このアプリを使って、ワクチン接種やどの国からの入国かによりシンガポール入国時の隔離の期間などが変わってくるかもしれませんね。

我々のいるジョホールバルは、シンガポールと陸路でつながっている隣の街になりますが、ぜひこうした取り組みを拡大させて、シンガポールとジョホールバル間の往来にも活用してもらえればと思っています。

現在のジョホールバルとシンガポールの国境は、マレーシア側の感染者の急増により一時的に閉鎖状況が続いていますが、ワクチンパスポートなどを活用して、両国間の往来ができるようになっていければとてもありがたいですね。

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