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MM2Hビザは条件変更となるのか?!政府が参考とする各国のCBIやRBIとは???

 2020/08/10

 

ジョホールバルより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!

今回は、「MM2Hビザが今後条件変更となるのか」について、各国のプログラムを参考にしながら考えてみたいと思います。

先日、MOTAC(マレーシア観光・芸術・文化省)よりMM2Hビザのプログラム変更に伴う手続きの一時停止の案内をご紹介しました。その中で言及されていたこととして、新MM2Hビザは他国のCitizenship by Investment (CBI)やResidence by Investment(RBI)を参考にしていくという記載がありました。

そこで、他国にはどのようなプログラムがあるのかを調べてみました。

前回の関連記事はこちらになります。参考までにご覧ください。

Google検索で調べてみるとHenley & Partners Holdings Ltd.社のサイトに各国のプログラムがまとめられていましたので、そちらの情報を参考にまとめています。

詳細は以下のURLよりアクセスしてご確認ください。

https://www.henleyglobal.com/

こちらの表ではわかりやすくするため、詳細なプログラムの内容は割愛しております。各国のプログラムは多岐にわたり、かなり異なるプログラムになっています。

そのため、要求される経済的証明部分でマレーシアのMM2Hビザの条件と比較してどのようなものかという観点で見てもらえればと思います。あくまで「参考」ですね。

下表をご覧ください。思いの外たくさんの国がプログラムを用意しており、内容も国によりさまざまです。

経済的条件(この条件だけではない)日本円換算(2020年8月レート)
1. マレーシア50歳未満:RM500,000
50歳以上:RM350,000
約1,260万円
約880万円
2. カナダCAD 1.2 million約9,550万円
3. マルタEUR 280,000約3,500万円
4. ポルトガルEUR 250,000約3,140万円
5. スイスCHF 200,000 yearly tax約2,320万円
6. オーストラリアAUD 1.5 million約1億1,400万円
7. オーストリアEUR 100,000約1,200万円
8. キプロスEUR 300,000約3,750万円
9. ギリシャEUR 250,000約3,100万円
10. イタリアEUR 250,000約3,100万円
11. ジャージーGBP 1.75 million約2億4400万円
12. ラトビアEUR 250,000約3,100万円
13. ニュージーランドNZD 3 million約2億1,000万円
14. シンガポールSGD 2.5 million約1億9,200万円
15. タイTHB 500,000約170万円
16. イギリスGBP 2 million約2億7,800万円
17. アメリカUSD 900,000約1億2,450万円

参考:https://www.henleyglobal.com/residence-programs/

こうして各国の状況を一覧にしてみると、マレーシアやタイのビザは日本人の我々にも比較的取りやすいプログラムであることがわかります。日本円換算で億を超える条件を求める国もありますので、かなり厳しいですね。

また、国によっては、国内の不動産の購入や株式事業への投資などを求める内容もあります。その意味では、この経済的証明をクリアしただけで、ビザをもらえるわけでもないです。

マレーシアやタイは日本人にも移住先として人気の高い国ですが、こうしたプログラムを比較してみると、その理由もわかりますね。

今後マレーシアはどのような立ち位置を求めるのでしょうか???

先進国入りを目指していますので、そうした観点からするとMM2Hビザの条件変更は厳しい方向への変更になるかもしれません。マレーシア政府が外資がもっと必要と考えてくれれば、いまの条件のままもありかもしれません。

どのようになっていくか、とても注意深く見守っていく必要がありますね。

MM2Hビザ申請条件などの詳細はこちら

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