2023/10/04
ラッフルズアメリカンスクールは、2012年にジョホールで開校し、2016年に現在の新キャンパスとなりました。ジョホールバルの西側のエリア、イスカンダルプテリに位置しており、中心地からは車で20~30分程度になります。
カリキュラムはアメリカ式を採用しています。2021年からは高校レベルでIB-DPコースも選択できるようになり、大学進学に向けて様々な選択肢があるのも特徴です。
学費はGrade 1(小学1年生)で年間200万円程度、Grade 7(中学1年生)で年間270万円程度となり、マレーシアにあるインターナショナルスクールの中でも高価格帯の学校となります。
その他のラッフルズアメリカンスクールの基本情報は「【学費別】ジョホールバルインターナショナルスクール一覧」をご覧ください。
ラッフルズアメリカンスクールでは、先生が生徒に教えるという教育ではなく、生徒が必要としていることを先生がサポートするという教育を行っています。学業における進歩だけではなくコミュニケーションスキルや問題解決能力、個性を伸ばすことにも焦点を当てています。
自由な校風の中で、社会生活で必要となる能力を個々が伸ばせるような環境があります。
ラッフルズアメリカンスクールの敷地は広大で、800席ある大きな劇場、スポーツ施設としてエアコン完全完備の2つの体育館、オリンピックサイズのプール、2つのサッカー場、ナイターに使用も可能な野球場、そして10mの高さがあるロッククライミング壁があります。
さらに、東南アジアで唯一のプラネタリウムもあります。
中庭
プレイグラウンド
体育館
図書室
ロッククライミング壁
食堂
アメリカ式教育に則りアメリカ出身の教員が多いことから、イギリス式の学校に比べて先生と生徒との距離が近く、教師もフランクで話しかけやすい雰囲気の方が多いです。
校内では日本人にも聞き取りやすいアメリカ英語が飛び交っています。
制服も毎日着るポロシャツと運動服のみで、厳しい雰囲気はありません。
エクスプロア・ウィークという5日間程度の野外学習が年に一度開催されます。キャンプ体験を通して、ライフスキルや自然への理解や関わり方を学びます。今グローバルに起きている環境問題を考える良い機会となるでしょう。
また、親が参加する機会のあるイベントが多く催されます。親御さんにもフレンドリーな環境で、バレーボールなどのスポーツで先生チームと保護者チームとで対戦したり、チャリティーマラソンに親子で参加するなど、学校や先生たちと関われる機会が多いのもラッフルズアメリカンスクールの特徴です。
学校の敷地内に寮が完備されています。ハウスペアレンツと呼ばれる寮担当の先生が常駐し、生活面、勉強面、精神面において学生たちをサポートします。
部屋は基本的には2人部屋ですが、コロナの影響もあり現在は1人1部屋となっています。
大きな寮に、現在は50人程度の生徒がおり、韓国、中国出身の生徒が大半になります。食事は1日3食を学校のカフェテリアで食べます。
夜は先生とともに勉強やアクティビティをして過ごしたり、週末にはみんなでショッピングモールに買い物に行くなど、親と離れて生活する体験は責任感や自立心を育む貴重なものとなることでしょう。
学校と連絡を取ったり、実際に視察などで訪れる際には、誰にでもウェルカムな雰囲気で対応してくれる印象があります。
入学後の英語学習サポートとしては、ラッフルズはジョホールバルのインターナショナルスクールの中でも随一の手厚いサポートを提供しており、お子様に英語を1から学ばせたい場合におすすめです。英語が全くできないお子さまでも、EIPという専用クラスで英語を1からみっちり教えてくれます。
通常のクラスに参加できる程度の英語レベルになると、各教科の勉強が始まります。通常クラスに移った後も、第2外国語の授業の時間をELLという英語強化クラスに充て、引き続き英語力を鍛えていきます。
この英語学習サポートは全て学費に含まれており、追加料金がかからないのもこの学校の特色といえます。
ラッフルズアメリカンスクールを卒業すると、アメリカの高校卒業証書が授与されます。WASC(アメリカに本部のある国際的な学校評価組織)、IB-DP(国際バカロレアディプロマプログラム)の認定を受けているため、アメリカのすべての大学及び多くの海外の大学進学で通用します。
進学先はアメリカのみならず、過去には中国、ヨーロッパ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、香港などにも進学実績があります。
ラッフルズアメリカンスクールでは入学後の英語学習サポートが充実しているため、受験時の英語力は求めません。
試験科目は英語、面接となっています。面接においては、積極性が問われます。今までにどんなイベントを企画したか、リーダーシップをとった経験があるかなど、生徒に求めることがアメリカ式らしいと感じます。
大変素晴らしい学校ですが、その一方で、アメリカ式のカリキュラムが日本の教育とは全く違うために、お子様が学校で十分に学んでいないのでは、と不安に感じてしまう親御様もいらっしゃいます。
あらかじめ教育の違いを理解しておくという親サイドのマインドセットは重要だと思います。
また、指示待ちを好むタイプのお子様の場合、学校で何をやったら良いか分からずに困ることもあるようです。一方、これもやってみたい、あれもやってみたいと自ら行動を起こすようなタイプのお子様は、先生も喜んで応援してくれますので、より充実した楽しい学校生活になるでしょう。
英語学習のサポートが充実しているため、英語力がなくても学年を落とすなどの対応で学校は入学を受け入れてくれますが、その分、日本を含む中国や韓国などの英語圏でない国からの生徒が大多数となります。
欧米諸国からの生徒が少ないことを入学後に嘆く親御様もいらっしゃいますので、各ご家庭で「留学に何を求めるのか」をあらかじめクリアにしていただくことをおすすめします。
弊社では、学校視察のアレンジ、学校が開催するサマーキャンプなどの短期スクール参加のサポートを承っております。
ラッフルズアメリカンスクールが開催する短期スクールは、学校生活を体験しながら、現在の英語レベルを向上させる2週間の英語漬けプログラムになります。
弊社がこれまで参加のお手伝いをさせていただいた子供たちは、2週間生き生きと楽しんで参加されています。
留学を考えているお子様とっては貴重な体験となり、また、親御様にとっても今後を想定して留学を実現しやすくなる良い機会となるでしょう。
ラッフルズアメリカンスクールへの入学に興味がある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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