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マレーシア不動産は値上がり期待しないのが正解?10年住むなら知っておきたい住居費と為替のカラクリ

マレーシア不動産は値上がり期待しないのが正解?10年住むなら知っておきたい住居費と為替のカラクリ

 2026/01/28

マレーシアでの長期移住や老後生活を考える際、「不動産を買うべきか、借りるべきか」は避けて通れないテーマです。

よく「マレーシアの物件はもう値上がりしないから賃貸でいい」という声を聞きます。確かに、短期的な転売益(キャピタルゲイン)を狙う投資としては、以前ほどの魅力はありません。

しかし、10年、20年と腰を据えて現地に住む「居住者」の視点に立つと、不動産所有の意味は「投資」から「将来のリスクヘッジ」へと劇的に変わります。

今回は、現在のリンギットと円の関係を踏まえ、長期居住における不動産取得の真のメリットを整理します。

1. 「家賃上昇」という不確定要素を排除する

賃貸で暮らす場合、最大のリスクは「リンギット建ての生活コストの上昇」です。マレーシアの経済成長に伴い、人気エリアの賃料は緩やかに上昇しており、10年後の家賃が現在の水準のままとは限りません。

マレーシアのあるエリアでは、一年後の更新時にRM500も上昇しているケースがあります。このようなペースで賃料が値上がりしてしまうと、当初のプランとは違うと思うのではないでしょうか?

物件を購入して住むことは、将来の住居費を「現在の価格」でロック(固定)することを意味します。10年後に周囲の家賃が高騰していても、所有していればその影響を受けず、安心して生活の基盤を維持できます。

2. 「家賃の掛け捨て」vs「維持コスト」の真実

もちろん、オーナーになれば管理費や固定資産税、修繕積立金などの維持費が発生します。これらは物件規模によりますが、月額RM400〜RM1,000程度が一般的です 。

しかし、これらを考慮しても「家賃の掛け捨て」と比較すれば差は歴然です。

賃貸の場合:

月20万円(日本円換算)の家賃を10年払えば、約2,400万円が消費され、手元には何も残りません。

購入の場合:

10年間の維持費(管理費・諸税・修繕費)が計800万円かかったとしても、10年後に購入時と同額程度で売却できれば、実質的な住居費は賃貸より1,600万円も安く済んだことになります。

3. 円安時代における「通貨分散」のメリット

現在、歴史的な円安水準にあり、日本円からリンギットへの両替を躊躇される方も多いでしょう。しかし、日本円だけで資産を持つリスクも無視できません。

一度リンギット建ての現物資産(不動産)を持ってしまえば、その後のさらなる円安は「資産価値(円換算)の上昇」として味方に働きます。将来、日本に帰国したり他国へ移る際に、円安が進んでいれば、物件価格がリンギット建てで横ばい、あるいは少し低下していても、日本円での手残りは大きく増える計算になります。

4. 10年後の「出口」を最大化する戦略

マレーシアの税制では、不動産譲渡益税(RPGT)が保有期間に応じて段階的に下がります。

  • 5年以内の売却:30%
  • 6年目以降の売却:10%

10年単位で居住・保有することで、出口での税負担を最小限に抑えつつ、住居費の抑制と為替メリットを最大限に享受できます。売却が購入時より下がっていれば、RPGTも不要になります。

最後に:暮らしの安定こそが最大の利益

「値上がりで儲ける」のではなく、「将来の支出を確定させ、通貨価値の変動から生活を守る」。これが、今の時代にマレーシア不動産を取得する最も賢い理由です。

もし、マレーシアでの住まいについて『自分の場合はどう考えるべきか』と迷われている方は、お気軽にご相談ください。

IKI LINKSでは、12年以上の現地実績に基づき、単なる仲介ではなく、10年後の出口まで見据えた「失敗しない住まい選び」をお手伝いしています。

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