2021/06/09
マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!
最近、マレーシアへのIT企業の進出の話題が多いですね。このコラムでも、マイクロソフト社のデータセンター進出やNTT社のデータセンター進出をご紹介しておりますが、今回はNEC社のイスカンダルエリアへの進出の話題です。
以下の記事もご確認ください。
【参考】"NEC Malaysia to open contact centre in Iskandar Puteri" New Straits Times. 31 May 2021(最終閲覧日:2021年6月9日)
このニュースは、2018年にもアナウンスがありました。日本の大手IT企業であるNEC社が、ジョホールバルのイスカンダルエリアにある現地大手デベロッパーであるサンウェイ社の開発するエリアに、東南アジア向けのカスタマーサポートセンターを設立するというニュースでしたが、今回はその続編となるかと思います。
サンウェイ社のエリア開発も進んできたことで、具体的なビジネススタートのタイミングの発表が行われたというニュースになります。
サンウェイの開発している Big Box Office Towerは、来年2022年には開発が完了する見込みのため、2023年1月にはこの地でのビジネスをスタートさせるという予定のようです。今回のコロナの影響もあり工期にも影響はあったと思いますが、さまざまな調整の中での完成時期が見えてきたというところでしょうね。
今回の発表により、マレーシア国内でのIT技術者の採用なども積極的に行なっていくと思われますので、マイクロソフトのデータセンターで働く人たちも含めての多数の方々の雇用の可能性が出てきています。
マレーシア政府としても、コロナ後の経済成長としてIT業界に期待している発表を行なっています。
今後もマレーシアにIT企業が進出していくというのはあり得るお話ですね。
是非是非、そうした将来性のある企業にジョホールバルの開発、雇用をサポートしてもらえればと切に願いますね。