2021/02/22
マレーシアより、こんにちは。こちらマレーシア情報局です!
現在のマレーシアは、行動制限令(MCO)が引き続き継続しております。
2月20日時点のアナウンスでは、3月4日までMCOが引き続き継続されるということになっております。
【参考】"【新型コロナウイルス】活動制限令(MCO)、条件付き活動制限令(CMCO)及び回復のための活動制限令(RMCO)の各対象地域における規制(SOP)(2021年2月20日)" 在マレーシア日本国大使館. 20 Feb 2021(最終閲覧日:2021年2月22日)
とはいえ、もともとマレーシアは行動制限令を3月31日まで延長するという発表を昨年末に行なっており、3月4日までは現在のMCOのままとなり、それ以降も地域の陽性者数の状況によりCMCO(条件付き行動制限令)やRMCO(回復期の行動制限令)に移行していくものと予想されます。
現在のMCOでも、日が経つごとにいろいろな緩和政策が行われており、MCOとCMCOとRMCOの区別が若干つきにくい状況になってきています。強いていえば、現在のMCOは州間移動を禁止しており、人の移動の抑制にフォーカスを当てた対応になっているといえますでしょうか???
そんな行動制限令がいろいろと変化していく中で、学校の再開はいつになるのかという話題は息子の学校のローカルご家族の中でも出ておりました。
そうした雰囲気を感じてか、マレーシアの教育省より学校への再登校に関する発表が行われました。この発表にはインターナショナルスクールの開始時期についても発表があり、3月8日からの再登校ができる見込みです。
【参考】"Minister: Malaysia’s preschoolers, primary students return to classrooms in March, secondary pupils in April" Malay Mail. 19 Feb 2021(最終閲覧日:2021年2月22日)
ローカルのご家族の意見としては、「コロナが怖いから、学校に行かない方が良い」という意見が大半の時期から、「こんなに子供をパソコンの前に拘束するなら、早く学校に行かせたい」という雰囲気になりつつあるのかなと個人的には感じています。
それにしても今年度は、ひと月からふた月しか登校できておりませんでした。。。
引き続き、子供たちに対するコロナのリスクはゼロではありませんが、それを意識しすぎることで他のリスクも明らかになっているというのが現在の教育事情でしょうか。
マレーシアの公立学校では小学生と中学生でスタートのタイミングを変えていることから、インターナショナルスクールでどのような対応になるのかは学校の判断になるかもしれませんが、それにしてもようやく学校に子供たちが戻れるというのは、多くのご家族にとってホッとするニュースですね。
逆に、以前は普通に行なっていた送り迎えや昼食作りなどをしないといけなくなりますので、また元の生活に戻るのは親の方が大変かもしれませんね。